ボンベイ  Bombay

監督: マニ・ラトナム

           1995年    カラー・シネスコ・141分 

音楽: A.R.ラフマーン

出演: マニーシャー・コイララ、

           アラヴィンドスワーミ

 

インド独立50周年記念映画

 

 

監督の名前で観客が殺到するインド映画界初のスター監督・マニラトナムの代表作。'92年に実際に起こった宗教紛争は主人公の二人にも大きな影を落とす。宗教を超えた愛を貫くため故郷を捨て、ボンベイでようやく結ばれ平和に暮らしてきた二人を巻き込む大暴動が、圧倒的な力量で描出されていく。

 

解説

1992年12月にヒンドゥー教徒のイスラム寺院襲撃という形で火を噴いた実在の「アヨディヤ事件」。瞬く間にインド各地に飛び火した暴動は、ボンベイでようやく結ばれた主人公の二人にも大きな影を落とす。宗教を越えた愛を貫くため故郷の村を捨て平和に暮らしてきた二人を巻き込む大暴動が圧倒的な力量で描出されていく。事件の記憶も生々しいままに製作されたこの映画は、完成前から大きな注目を集めた。検閲の壁とマニ・ラトナム監督の自宅に爆弾が投げ込まれるという事件を乗り越え、公開されるや圧倒的な観客の支持を得たヒューマンな傑作なのだ

ビデオ販売元:日本コロムビア

 バンデーマタラム  〜「ボンベイ」ミュージッククリップ〜

監督: A.R.ラフマーン / 1997年   カラー

「ボンベイ」の音楽監督・A.R.ラフマーンの才能が開花し、その後のワールドワイドな評価の契機となった。'97年に政府からの委嘱で、インド独立50周年を記念して発表した曲「バンデ−マタラム」(母なる大地に捧ぐ)。

ビデオ販売元: 日本コロムビア

 

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